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鈴木 伸一; 矢板 毅; 岡本 芳浩; 塩飽 秀啓; 本橋 治彦*
Physica Scripta, T115, p.306 - 307, 2005/00
TBPを用いる核燃料再処理においてテクネチウムは非常に複雑な挙動を示す。特に、U(VI),Pu(IV)やZr(IV)が系内に共存するとテクネチウムは共抽出される。この共抽出のメカニズムとしては硝酸イオンと過テクネチウムイオンとの交換によるものであり、発表においては、U-Tc共抽出錯体の構造について同属であるRe(VII)やMn(VII)と比較しながら報告する。
鈴木 伸一; 田村 和成; 館盛 勝一; 臼井 義春*
Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry, 239(2), p.377 - 380, 1999/00
被引用回数:10 パーセンタイル:60.66(Chemistry, Analytical)環状アミド化合物は、モノアミドと同様に核燃料サイクル工程において用いられているリン酸トリブチルの代替抽出剤として注目されている。本研究では、8種類の環状アミド化合物を合成し、長寿命核種で工程内でその抽出挙動が注目されているTc(VII)の抽出特性について調べた。用いた環状アミド化合物は、基本骨格に5員環、6員環、7員環を用いており、Tc(VII)の抽出に及ぼす環状アミドの環サイズの効果及び7員環化合物にアルキル基を導入した化合物によるDの立体的な効果について検討した。さらに、Tc(VII)の抽出は、溶液中の硝酸イオンとの協奏関係にあるため、これらの環状アミド化合物による硝酸の抽出についても検討を行った。0.1Mの5,6,7員環化合物によるDの硝酸濃度依存性は、高酸濃度領域においてはTBPと同様に硝酸濃度の増加とともに減少している。1.0Mの5,6,7員環化合物によるDの硝酸濃度依存性は硝酸濃度の増加とともに増加しており、Dの大きさは5,6,7員環の順に減少しており、7員環が一番立体的な障害を及ぼしやすいことがわかった。